NMGCの機体はG109Bですがセスナ機などの小型機に比べても操縦はとても難しいです。
機体が軽いうえに翼が非常に長いので風の影響を受けやすくセスナなどの小型機の要領で飛ばそうと思ってもなかなかうまくいきません。
クラブ(進行方向よりノーズを少し風上に向ける)をしっかりとって、ウィングロー(片側の翼を下げてまっすぐ飛ばす)も駆使しないと冬の横風離着陸はどうにもなりません。なんとか着地しても尾輪式なのでラダーをしっかり操作しないとグラウンドループ(滑走路で機体が回る)してしまいます。難しい分とても楽しい機体です。
スピードはたいしてでません。経済巡航速度は97kt(180km)とうたっていますが実際はもっと遅いと思われます。もとはグライダーなので日常的に北海道まで遠出しようとも考えません。近隣の南紀白浜空港や福井空港に魚介を食べに行ったりする楽しみ方は可能です。上昇気流や山岳風を使って高く飛ぶことができるので南アルプスや立山連峰上空を楽しむこともできます。G109は移動手段というより自然の空を楽しむ乗り物だと思います。また、夜間飛行も可能な設備が整っていますので名古屋市上空の夜景を楽しんだり、夏は上空から花火を見ることもできます。
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